ムーブメントは青一色? パネライ ルミノ」のレッドゴールド製トゥールビヨンが目を引きすぎる
1860年に誕生したパネライは、精緻な時計製造技術と精悍な機械美の表現で知られ、最初はイタリア海軍の精密機器や時計を製造していましたが、現在では象徴的で世界的に有名な時計ブランドとなっています。 パネライの時計は、ベーシックな3針時計から複雑なトゥールビヨンまで、スポーティでカジュアルなモデルが中心です。今日は、昨年発表され、イタリアンスタイルと洗練された美しさが融合した、レッドゴールドのルミノール トゥールビヨン GMT Goldtech™ LuminorTourbillon Dual Timeを紹介します。 (腕時計モデル:PAM01060)
パネライ ルミノール トゥールビヨン GMTGoldtech™ ルミノール トゥールビヨン デュアルタイム レッドゴールドの図解
実際に見てみましょう。
過去に発表されたダイレクトメタル・レーザー・シンタードチタンやセラミックケースのルミノール トゥールビヨン GMT ルミノール トゥールビヨン デュアルタイムよりも特徴的で、パネライ初のゴールドテック™レッドゴールド製ケースを備えたルミノール トゥールビヨンは、非常に重要な意味を持つモデルとなっています。
ゴールドテック™レッドゴールドの特徴は、通常のレッドゴールドの銅含有量よりも多い24%の銅を含んでいることで、より赤みがかったケースを実現しています。また、一定割合のプラチナを加えることで、合金の耐酸化性を向上させることにも成功しています。
よく見ると、パネライのデザイナーはベゼルを取り外すという、時計ではまだ比較的珍しいデザインに挑戦していますが、これが功を奏していることがわかります。 複雑な時計であるため、うまくデザインしないとごちゃごちゃしてしまいがちですが、ベゼルを外すことでサイズはそのままに文字盤スペースを効果的に拡大し、視覚的にスッキリとまとまった時計になりました。
パネライ ルミノール トゥールビヨン GMTGoldtech™ ルミノール トゥールビヨン デュアルタイム レッドゴールドのデザインは、スケルトンダイヤル、ブルーメッキのムーブメントプレートやブリッジなど、従来の常識を覆すものです。 さらに、数字、スモールセコンド、24時間表示、パワーリザーブインジケータを文字盤の外縁から吊り下げることで、より個性的な外観となり、パネライならではの美意識を際立たせています。
パネライの特徴であるリューズブリッジガードは、半円形のブリッジと可動式の保護レバーで構成されており、閉じた状態ではムーブメントへの水の侵入を防ぐために良好なシール性を発揮し、時計の防水性を保証します。
前作同様、パネライはこの時計にチタン製ムーブメントP.2005/Tを搭載し、その裏面には時計全体のスタイルに合わせたブルーメッキが施されています。 このムーブメントは重量がわずか23gで、3つの香箱が連動しており、最大6日間のパワーリザーブを提供することが可能です。 このモデルのトゥールビヨン・キャリッジは、テンプの水平軸に対して垂直に動き、30秒で1回転するようになっています。これは回転数を上げる事で、重力の影響による調速機の作動をより良く補うためで、パネライの優れた時計製造技術による副次的効果です。
ダークブルーアリゲーターレザーストラップ
結論:パネライ ルミノール トゥールビヨン GMTGoldtech™ ルミノール トゥールビヨン GMT レッドゴールドは、貴金属ケースに機械式ブルースケルトン文字盤を搭載し、ブランドの高い時計製造技術を視覚的に示し、見る人に美的な喜びを与えてくれるでしょう。